オリジナル切手が水沼局長(右)から大塚町長へ

オリジナル切手を益子町へ

日本郵便関東支社が「かさましこ」日本遺産記念し

社会

 益子町と茨城県笠間市の共同申請による「かさましこ~兄弟山地が紡ぐ〝焼き物語〟~」が2020年6月に日本遺産認定となったことを記念して、日本郵便関東支社は9月13日、記念のオリジナルフレーム切手を発売開始した。同日、益子町で贈呈式が行われ切手が贈られた。
 贈呈式には、同社の県東部地区連絡会統括局長の水沼和也水橋郵便局長、桜井利夫益子郵便局長、糸賀功江真岡西田井郵便局長、川又啓人長沼郵便局長らが出席した。水沼局長から「コロナ禍で笠間、益子の窯元はご苦労と思う。暮らしに役立てられるよう、切手の販売により知名度のアップを図りたい」とエールと共に大塚朋之町長にフレーム切手を手渡した。
 切手には益子町の故濱田庄司さん、故島岡達三さん、笠間市の故松井康成さんの3人の人間国宝の陶芸作品や益子の根古屋窯、笠間の陶炎祭などがデザインされている。左側に濱田庄司記念益子参考館の登り窯の写真と共に「かさましこ」の紹介文が掲載されている。
 1シート84円切手5枚付き920円。茨城県200、県内は益子町と真岡市限定で200、日本郵便ネットショプで100の計500シートを販売予定。
 大塚町長は「昨年認定されたがコロナ禍でお祝いが出来ずに実感が湧かない中、記念切手を作っていただきご褒美を頂いたよう。町民の宝物になると思う。しっかりPRし喜びを共有したい」と喜び、お礼を述べた。

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