サイクリストを囲み軽快にトークする安田団長(左)とミカンくん(左から2人目)、ウドンケン(同4人目)

茂木町 サイクリストが自慢の愛車披露

安田大サーカスの団長ゲストに迎え

催し物

 サイクリストが自慢の愛車を披露するイベントが3月20日、道の駅もてぎで開かれた。ユーチューブで茂木町の情報を発信している〝自転車芸人〟コンビ・ウドントミカンが企画。スペシャルゲストに宇都宮ブリッツェンの下部育成チーム「ブラウ・ブリッツェン」にも所属するお笑いトリオ・安田大サーカスの団長安田さんを迎え、自転車愛溢れるトークを繰り広げた。
 同イベントは、昨年12月にウドントミカンが同町深沢の美土里農園の畑の一角で栽培した白菜や大根などを使って調理した「もて旨年越し鍋」を同駅で販売し、完売した特典として実現。団長安田さんは、自身の豊富な知識で壇上に上げた自転車の特徴を説明しながら、司会進行のウドントミカンとともに会場を盛り上げた。このほか、お笑いステージも行われた。
 ロードバイク歴4年で、自身2台目の愛車を披露した宇都宮市の会社員渋田力さん(49)は「数日前にSNSでイベントの情報を知った。明日が誕生日なので良い記念になった」と笑顔を見せた。
 2月に家族で同農園を訪れていちご狩りをしたという団長安田さんは、同町の魅力について「サイクリストにとっては信号や交通量が少なくて見通しがよく、山もあり平坦もあるので走りやすい。そばなどのおいしいものも食べられる」と太鼓判。「茂木は人が温かくて、実家に帰ってきたような気分になる」というウドントミカンの2人は「今回は団長さんに来ていただけることになったので、自転車のイベントと誰でも参加できる一体型のステージで皆さんに喜んでもらおうと企画した。道の駅での時間をさらに楽しんでもらうため、食事とSLの到着時間も考慮した」と話していた。

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