京の泉公園で演奏会

移動販売車で買い物を楽しむ参加者

地域の絆 サロンに地域の老若男女が集う

真岡市ふれあい・いきいきサロン
真岡市京泉1区でも屋外で活動

日々是好日

 身近な地域の高齢者や住民が触れ合うことで閉じこもりの防止、支え合いの輪が広がることを目的に真岡市社会福祉協議会では、地域住民主体のふれあいの場「ふれあい・いきいきサロン」を展開している。今年度は47ケ所が登録している。
 京泉1区(大塚茂美区長・99戸)では、「泉わくわくサロン」と命名し不定期で毎月1回程度開催している。第1回が5月16日、京の泉公園で行われ、老若男女約60人が交流を深めた。
 会場は、地域の人たちが順番に草刈りなどして整備。この日は、マスクなどで感染対策をした住民が続々と集まりテープカット、アコーディオンの演奏、移動販売車での買い物、近況報告などで楽しいひと時を過ごした。指喜久江さん(90)は、「コロナ禍で祭りもなく、誰にも会わない日もあった。今日は区長さんが迎えに来てくれてみんなと久しぶりに会い楽しかった」と笑顔で話した。また子どもたちも参加し9歳になる橋本凜さん、関根史織さんは「みんなと仲良く遊んで気分がリフレッシュする」と公園内を走り回り池の鯉を眺めていた。子供育成会長の板垣順一さん(44)は「屋外で密を避けながら地域の子どもたちの成長が確認でき良いサロンだと思う。今後育成会にも協力させてほしい」と積極的な感想を述べた。
 大塚区長は「楽しく集い地域を見守れる場にしたい。サロンは地域外の方の参加も歓迎です」と話し、来年2月まで実施する。

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