いきいきプラザに掲示のフラッグ

県内全25市町 シトラスリボンフラッグリレー

コロナ禍に思いやりの心広めようと

社会

 新型コロナウイルス感染者への差別や偏見、誹謗中傷を無くし、医療従事者へ感謝を伝えようという趣旨で、「シトラスリボンinとちぎ」によるシトラスリボンフラッグリレーが県内25市町で実施され、フラッグが巡回している。
 縦2・4m、横3mのサイズ。2枚、県北と県南の2コースで巡回している。フラッグにはシトラスリボンのロゴと趣旨が表記されている。
 シトラスリボン運動は、愛媛県松山市が発祥で、コロナ禍で感染者への偏見と誹謗中傷を無くし「ただいま」「おかえり」と言い合える思いやりのある地域づくりを広めようという趣旨で始められ全国で展開されている。柑橘の成長色である緑や黄色、オレンジ色の水引きや紐で結んだ3つの輪のリボンで、それぞれの輪は地域、家庭、職場(学校)を表している。
 県北コースは「ただいまフラッグ」で、市貝町には3月17~30日に掲示、その後、茂木町―矢板市―益子町―芳賀町を巡る。
 県南コースは「おかえりフラッグ」で上三川町は3月2日まで、いきいきプラザ西側のガラス面に掲示されている。その後、野木町から真岡市に巡回する。各自治体約2週間掲示。
 「シトラスリボンinとちぎ」事務局では「フラッグを通して偏見を無くし、自発的に医療従事者に感謝するという心の働きにつながれば」と話す。

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