シトラスリボンを手にする有志

フラッグリレーでリボン配布

真岡人権擁護委員協が趣旨に賛同し

社会

 真岡人権擁護委員協議会(玉田良雄会長・会員29人)は、新型コロナウイルス感染者への誹謗中傷や差別を無くし、思いやりのある地域をめざすシトラスリボンプロジェクトに賛同し、会員有志がリボンを製作した。
 同協議会は、上部団体の県人権擁護委員連合会会長から同プロジェクトへの協力の提案を受け、プロジェクトの趣旨が人権の考えを広めたり人権相談を受けたりする会の目的に合うとして活動の一環で取り組んだ。
 当初はシトラスリボンを会員全員に配布し、着用を依頼すると同時にリボン作成の協力者を募って作り始めた。その後、シトラスリボンフラッグリレーがあることを真岡新聞の記事で知ったことから、作成したリボンを芳賀郡市内の各市町でのフラッグ掲出時に配布しようと、会員有志が自宅で作った。
 でき上ったリボンは、「シトラスリボンinとちぎ」の承諾を得てロゴマーク入りのメッセージと人権擁護委員の連絡先を記した用紙を袋に入れて配布する予定で、同協議会では「悩みがあったら一人で悩まず、ぜひ相談してほしい」と話す。

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