フードバンク定期利用を開始

芳賀町社協が8月から

社会

 芳賀町社会福祉協議会は、経済的に困っている世帯に、町民などから寄付のあった米や寄付金で購入したレトルト食品などの食べ物を無償で定期的に提供するフードバンク定期利用を8月から開始した。
 町民には、新型コロナウイルス感染症の影響で休業や失業した人もいてフードバンク利用者が増加している。利用者の多くは継続的な支援が必要だが、自分から連絡し食料をもらうことに抵抗を感じている人もいる。そうした現状を踏まえ、月2回の定期利用にすることで、1度の申込みで定期的に食料がもらえ、利用しやすくなるのではないかとフードバンク定期利用事業を実施することになった。
 食品の箱詰め作業は芳賀町日赤奉仕団(武藤八重子委員長)が月1回協力している。武藤委員長は「コロナ禍で困っている人が多い中で、奉仕団としても少しでも役に立ちたいと思い協力させてもらった」と話す。

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