上三川町 ペットボトル飲料の配布廃止

「栃木からの森里川湖プラごみゼロ宣言」受け

社会

 上三川町は、海洋プラスチックごみ削減の取り組みとして、4月以降に町が開催する会議などからペットボトル飲料の配布を廃止することにした。
 上三川町は、古来「三川郷」と呼ばれ、海につながる水の恵を受けて育まれてきた。このようなことから近年社会問題となっている海洋プラスチックごみ削減の対応策として、県内全市町が共同で宣言した「栃木からの森里川湖プラごみゼロ宣言」に係る町独自の取組みで実施するもの。
 取組み内容は、町が主催し、屋内で実施する会議やイベント等でのペットボトル飲料の配布を原則廃止、会議等の実施時間を考慮した上で、必要に応じてマイボトルの持参を呼びかける、缶入り飲料、紙パック入り飲料、紙コップによる飲料の提供もゴミ削減の目的から同様に廃止、また湯飲み茶わんによるお茶の提供等は、出席者や参加者等の人数を考慮して判断、夏季における熱中症等、出席者等の健康被害が懸念される場合は、状況に考慮して判断するとしている。

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