ホテルラウンジに作品展示

フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ
国内外の客に地域の魅力を発信する拠点として

社会

 茂木町の道の駅もてぎの国道を挟んだ南側に昨年オープンしたホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ」(野口和裕支配人)は、各地から訪れる宿泊客に地域の魅力を発信しようと9月からホテルラウンジの展示スペースに陶器や工芸品などをディスプレイし地域活性に向けた取り組みを始めた。
 同ホテルのコンセプトは、地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の拠点「トリップベース」で、積水ハウス株式会社がオーナーとなりマリオット・インターナショナル・アジア太平洋と共に全国各地の道の駅に隣接して、2020年から順次オープン、現在栃木県内では宇都宮、茂木、日光にオープンしている。
 栃木もてぎでは、同町の国登録有形文化財・旧木幡小「昭和ふるさと館」のギャラリー「校舎ONKO」で開催される月毎の作品展を紹介。9月は本間和花子さん、塩幡桃子さんの陶、10月は木工作家薄井徹さんの作品を展示中。
 野口支配人は「世界各国からのゲストに茂木や芳賀地方の魅力を知ってもらいたい。渡り歩くことで地元の味と出会い、人との交流を深めて素敵な旅の思い出をつくってほしい」と話し、近隣町に益子焼や素晴らしい観光資源が数多くあることから、発信の充実を図りたいという。

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