住宅省エネ2023キャンペーンに申請相次ぐ リフォーム新聞

予算上限に達した時点で交付打ち切りに
国土交通省・経済産業省・環境省
3省ワンストップで省エネ支援

社会

 国土交通省・経済産業省・環境省の3者の連携により、3月からスタートした「住宅省エネ2023キャンペーン」に多くの申請が相次いでいる。 
 5月12日現在、予算に対する補助金申請額の割合は、①先進的窓リノベ事業…18%、②こどもエコすまい支援事業…34%、③給湯省エネ事業…5%となっており、日々の進捗状況は「住宅省エネ2023キャンペーン」の公式サイトで確認することが出来る。この数字は申請したもののみの数字で、承認が下りていないものも含まれる。期間は年内までの工事が交付対象となるが、予算上限に達した時点で打ち切りになる。
 申請には契約をして工事を開始することが条件となるが、主要メーカーが、対象となる一部製品の入荷遅延を発表するなど、製品によっては、入荷遅延が発生している為、補助金に関する新規注文を見送るリフォーム業者も出てきている。そのため、事前の確認が必要だ。
 3種類の補助金の総額は2800億円で、内容は以下の通り。
①先進的窓リノベ事業…経済産業省・環境省で推進しており、窓の高断熱化リフォームに対し、最大200万円の補助金が支給される。
②こどもエコすまい支援事業…国土交通省で推進。子育て世帯・若者夫婦世帯による玄関ドアや水回りも対象とした省エネリフォームに対し、最大30万円が支給される。
③給湯省エネ事業…経済産業省で推進。高効率の給湯器や家庭用燃料電池の購入に、定額5~15万円が支給される。
詳細を知りたい方は、下記地元の優良工務店にお気軽にご相談を。

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