マスク作りに取り組む生徒

中村中 ロスの姉妹校へ贈るマスク作り

交流ができない中で心を繋ぐ活動を

文化

 真岡市立中村中学校(古澤英明校長・生徒339人)は、アメリカロサンゼルス州グレンドーラ市にある姉妹校サンドバーグミドルスクールの生徒に手づくりのマスクを贈ろうと、総合的な学習の時間などを活用してマスクづくりを行った。
 両校は平成18年から姉妹校となって以来、15年間親交を深めてきたが、現在コロナ禍で交流は滞っている。何か「心をつなぐことのできる活動を」と生徒会がマスク贈呈を提案し、全校生徒で取り組んだ。
 2年生は2月25日、ミシン班、手縫い班に分かれてマスク作りに励んだ。1年生の時にサンドバーグミドルスクールの生徒をホームステイで受け入れた山内勝貴さんは、「コロナでアメリカに行けなくなってしまったが、お互いに頑張ろうという思いを込めた。SNSでも交流は続いていて、いつかまた絶対に会おうと約束している」と話した。
 マスクは一人3枚を目処に約900枚作成し、3月末にサンドバーグミドルスクールに贈る予定。

今号の記事