JGAPを取得した「ベリーズバトン」代表の新井さん

㈱ベリーズバトンがJGAP取得

イチゴでの認証はJAはが野管内初

社会

 真岡市古山のイチゴ農園・株式会社ベリーズバトン(新井孝一代表)は11月22日、JGAPを取得した。JGAPとは、食品安全・環境保全・労働安全などに取り組む農場に与えられる認証で、JAはが野管内の生産者がイチゴで認証を受けたのは今回が初めて。
 同社は2019年10月に設立。パートも含めた22人の従業員がイチゴの生産販売や技術研究などを行っている。「とちおとめ」「とちあいか」を合計130㌃栽培し、昨年の出荷量は91㌧。販売額は1億円以上と、8年連続で同JA管内トップの実績を誇る。
 代表の新井さんは父親から引き継ぐ形で就農し、今年で13年目。新井さんは「作物は地域単位で評価されることが多い。自分達のJGAP取得が地域生産者の安全・安心・品質に対する意識をさらに高める起爆剤になれば嬉しい」と期待を寄せる。

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