(左から)氷室教育長、室井委員長、市毛委員長代行

上三川町に横断旗寄付

全労済小山地区運営委

社会

全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済、愛称・こくみん共済coop)小山地区運営委員会(室井裕一朗委員長・富士通労働組合)は12月20日、上三川町内に通学する児童の安全確保に役立ててほしいと、町に横断旗300本を寄付した。同町への寄付は、2021年4月に続き2回目。
 同連合会は、小学校に入学して友達が増え、行動範囲も広がる「7才」が突出して交通事故に遭いやすいというデータに着目。マイカー共済の見積もり1件につき1本の横断旗を児童館や小学校に寄付する「7才の交通安全プロジェクト」を全国展開し、寄付の総数は約60万本に上る。
 当日は、室井委員長、市毛孝委員長代行(日産自動車労働組合)らが来庁し、氷室清教育長に横断旗を手渡した。室井委員長は「未来ある児童を守ることは、社会的責任と考えている。不幸な交通事故がなくなるよう、横断旗を有効活用してほしい」と話していた。
 町は同委員会に感謝状を贈呈。寄付された横断旗は、町内7小学校の通学路の横断歩道に設置される。

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