金賞受賞の益子小メンバー

不安を希望に変え金受賞

~益子小木管7重奏~ 実施を信じ練習
東関東アンサンブルコンテスト

文化

 第26回東関東アンサンブルコンテストは1月23日、神奈川、千葉・茨城、栃木の4県から21団体が出場して行われ、栃木代表の益子小学校木管7重奏が小学校の部で金賞を受賞した。
 同大会は、茨城県牛久市で開催されるはずだったが新型コロナウイルス感染拡大防止により映像審査になった。
 益子小は6年薄根怜奈さんをリーダーに、顧問の黒子和志教諭の指導の下、6年、5年、4年生計7人が金管と木管に分けてソーシャルディスタンスを心がけ、繰り返し練習に励んだ。
 演奏曲は、ラモー作曲の「『歌劇プラテー』よりバレエ音楽Ⅱ」。一人ひとりがきれいな音を目指し、心地よく音が重なるよう心がけ、集中が途切れないようにした。リーダーの薄根さんは「6年生4人が協力して下級生の指導もしながら仲良く練習し、だんだん上手になっていくのがうれしかった。いつ中止になるか分からない不安の中、実施されることを信じて取り組んだ。金賞になるとは思わなかったのでうれしい。大切な思い出ができ、先生や応援してくださった方に感謝します」と、コロナ禍の中での好結果に感慨を深くしていた。

今号の記事