第35回危険業務従事者叙勲 主に交通・地域部門で41年勤務

瑞宝双光章 警察
芳賀町下高根沢 野口明さん(71)

文化

 1967年に栃木県警に入り、宇都宮中央、宇都宮東、今市、真岡などの各警察署や交通機動隊など主に交通・地域部門に勤務した。また、機動隊・警ら隊にも所属。特に交通機動隊では10年間白バイに乗務して県内各地に出動し交通事故防止に尽力した。さらに両陛下が栃木県に来県された時には、自動車お列の警護にも従事。41年間の警察官生活を経て2008年茂木警察署で退職した。
 野口さんは「芳賀郡内は重大事故に発展する可能性が大きい田園型の交通事故(見通しの良い交差点で発生する事故)が多いと言われています。少しの心掛けと譲り合いの気持ちを持って安全運転をしていただくことを願っています」と交通安全を呼びかけている。
 退職後に5年間交通安全協会の仕事に就いた。現在は、昨年誕生したひ孫の写真や動画をパソコンで編集したり、オリジナルの音楽CD、DVD、ブルーレイを作成したりして楽しんでいる。

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