チャンスに声援を送る来場者

自作の団旗を掲げる横田さん

体育館でPV開催

卒業生ら100人が熱い声援

スポーツ

 21世紀枠で出場した石橋は、初戦となる2回戦で能代松陽と対戦。下野市主催のパブリックビューイング(PV)会場となった同校体育館には、在校生や卒業生、一般市民ら約100人が集結し、現地に届けとばかりに大声援を送った。
 試合開始に先立ち、同校在学中に応援団の応援長を務めた横田隆さん(1979年度卒)が学ラン姿で当時の応援歌を披露。横田さんは試合中も自作の団旗を掲げ続け、選手の奮闘を後押しした。
 PV会場には、坂村哲也下野市長も応援に駆け付けた。初回に1点を失ったが、来場者は「まだまだこれから」「すぐに取り返そう」と選手を鼓舞。三回に初安打が飛び出すと大きな歓声が上がり、その後も好プレーのたびに拍手が沸き起こった。
 反撃及ばず初戦敗退となったが、会場には「ありがとう」「よくやった」と選手をねぎらう声が響いた。
 母と兄、子供2人も同校の卒業生だという横田さんは「素晴らしい試合だった。相手チームとの力の差はそれほど感じなかったし、夏は実力で甲子園に出場してほしい」と後輩にエールを送った。

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