ニッチのこだわり乾物カレー

内モンゴルの緑化活動に協賛

こだわり乾物カレーを提供

催し物

2022年の乾物カレーの日は、6月1日~14日。真岡市久下田のコミュニティスペースにのみやニッチ(岡綾代表)は、6月2、3、9、10の4日間、「ニッチのこだわり乾物カレー」を提供した。
 「乾物カレーの日」は2013年から一般社団法人DRYandPEACEが提唱している。ドライなFOOD(乾物)で、ドライなLAND(砂漠)を潤す!乾物カレーを食べて、未来の風景を変えよう!というプロジェクト。乾物は保存食であり、軽量で、輸送コストも比較的安価というメリットもある。
 乾物カレーを協力店で食べると売り上げの一部が寄付になる活動で、寄付は砂漠化が急激に進む内モンゴルの緑化活動に使われる。砂漠の砂は黄砂となり、日本にも降り注いできている。内モンゴルの砂漠化は日本人のカシミヤ好きが原因ともいわれている。植樹は砂漠化などの環境問題の改善、生態系の回復、貧困対策、地球温暖化防止につながっている。2018年、「乾物カレーの日」は、第13回ロハスデザイン大賞コト部門を受賞した。
 ニッチのこだわり乾物カレーは、ショウガとニンニク、カレースパイスをオリーブ油で炒め、サイコロに切ったセロリ、タマネギ、ニンジン、ホールトマトを入れ煮込み、高野豆腐、干瓢、レンズ豆を加えてさらに煮込み味を調える。ご飯と共に盛り付けてアーモンド、ドライパセリ、ナツメをトッピングするおしゃれな一品で、完売した。
 岡代表は「小さな取り組みですが、一人ひとりの意識でサスティナブルな社会を目指したい」と語った。

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