初ゴール後の森選手(右)

栃木SC 初の茂木町民デーに向け

同町出身の森俊貴選手にインタビュー

スポーツ

 11月8日(日)14時から、栃木SC対京都サンガF.C.戦が行われる。この日は茂木町出身の森俊貴選手を応援する、初の茂木町民デーが行われる。
 県グリーンスタジアムで行われた、J2第22節FC町田ゼルビア戦でプロ初ゴールを決めた森選手。第28節のFC琉球戦では後半で2得点をあげ、チームの勝利に貢献した。
 森選手に話を聞いた。
―久し振りの栃木での生活はいかがですか
 住み慣れた町なので居心地が良い。ただ、シーズンが始まってからは連戦なので茂木には帰れていない。
―プロとして初めてグリスタに立った時の心境は
 家族や友人、アカデミー時代のコーチやチームメイトからの祝福を受けながら、憧れていた舞台、チームの一員としてピッチに立った時は緊張したけど嬉しかった。
―大学サッカーとプロの違いは
 スピード感。外国人選手やセンターバックの選手のフィジカルの強さが全然違うと常に感じる。通用する、しない部分が浮き彫りになってきたので、補正して、強さをもっと伸ばしていかないといけない。
―初ゴールを決めた時の心境は
 ずっと試合に出してもらっていた中で、ゴールチャンスもあったけど、なかなか決められない試合が多く、やっと決める事が出来た。これからもコンスタントに数字を伸ばしていきたい。チームメイトからは「やっと決めたね!待ってたよ!」と声をかけてもらいました。
―残り10節となりましたが、現時点での自己評価は
 良い部分は、試合にも出られていて、チームが求めている90分のハードワークは最低限出来ている。その反面、前線の選手に結果や数字を求められている中で、得点力不足は少なからず僕自身にあると思います。残りの試合はこれまで通り、しっかり走って泥臭いプレーも惜しまず、継続して数字を残したい。
―プロとして心がけていることは
 常に全力でプレーする事。最大限のパフォーマンスを出すために100%の準備。自炊をして食も睡眠もしっかりとるように。オフの時間が長い分、時間の使い方にこだわっている。
―支えになっているもの
 家族や友人はもちろん、サポーターの方々の激励の言葉。地元の茂木町で後援会も設立してくださり、道の駅もてぎでは、町民デーに向けてのぼり旗を立てて頂くなど、多くの方々の応援が自分を支えてくれている。
―茂木での思い出は
 小学から高校まで茂木で過ごした。その中で一番記憶に残っているのは…中学生の時、友人と一緒に自転車で2時間かけて真岡まで行ったこと。友人が当時カードゲームにはまっていて、付き添いで福田屋(現BIGBOSS)まで往復4時間以上…良いトレーニングになりました。
―11月8日の茂木町民デーにむけて
 町で盛り上げて頂いているので、僕自身も町民デーでは万全の状態で挑めるように頑張ります。是非町民の皆さんも栃木SCと自分の事を見に来てほしい。応援宜しくお願いします。
―ありがとうございました。

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