大スクリーンで映画を見よう 只見線復活への軌跡17日までヒカリ座

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2011年の新潟・福島豪雨で被災し、今年10月1日に全線開通したローカル線「只見線」復活までの軌跡を描いたドキュメンタリー映画「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」が17日(木)まで、宇都宮市江野町の宇都宮ヒカリ座で上映されている。
 絶景の秘境ローカル線として人気があった只見線は、11年前の豪雨で会津川口駅と只見駅間の三つの鉄橋が流出。廃線の危機に追い込まれながら、沿線住民の熱意が叶い存続が決定した。その中心にいたのが郷土写真家星賢孝さん。年間300日只見線を撮り続け、半世紀ぶりに渡し船「霧幻峡の渡し」を復活させた。
 安孫子亘監督は東日本大震災後、拠点を那須町から福島県南会津郡下郷町の木造廃校舎を改修した「会津ジイゴ坂学舎」に移し、製作活動を続けている。
 上映時間は問い合わせを。(問)同館028・633・4445。

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