講師が折り方を丁寧に指導した

上三川町 国体選手を〝おもてなし〟

折り紙教室に児童ら25人参加

社会

ORIGAMIのまちづくり」を進める上三川町は8月22日、いきいきプラザ大会議室で「おもてなしORIGAMI教室」を開催した。
 町内の小学校に通う児童や保護者ら約25人が参加。町は、10月に開催される「いちご一会とちぎ国体」のフェンシング会場を訪れる全国の選手や関係者に、心を込めた折り紙とメッセージカードをプレゼントしようと企画。教室はその一環として開かれたもので、国際折り紙研究会の会員2人が講師を務め、町のORIGAMI普及指導員12人がサポートした。
 参加者は、講師の丁寧な指導のもと、ウサギやチョウ、ペンギン、パンダなどの作品を完成させ、カードに「夢に向かってファイト」「上三川町で最高の思い出をつくってね」「大丈夫、きっとうまくいくよ」などと応援メッセージを書き込んだ。
 上三川町は、日本文化の折り紙を「ORIGAMI」として世界に広めた故吉澤章氏の出身地。年齢、性別、国籍などを問わず、誰でも楽しめる折り紙の普及に努めている。

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