園児が真岡消防署で防火演奏会

春の全国火災予防運動の行事で

文化

 3月1~7日に実施された春の全国火災予防運動に伴い、3月1日、園児63人による防火演奏会が真岡消防署で行われた。
 参加したのは西真岡保育園、西真岡第二保育園(仲島大理事長)で、園児に対する火災予防思想の育成と、地域住民への防火意識の高揚を図るため、園児による防火演奏会を実施した。
 園児たちの演奏に中三川祐二真岡消防署長は「素晴らしい演奏をありがとう。昨年秋の防火演奏会よりも成長したなと感じた。足利の山林火災では、真岡消防署からも応援に駆け付けた。皆さんも火遊びなどをしないで、火災には十分に気を付けてください。そして、4月から元気に小学校へ通ってください」と感謝とエールを送った。
 演奏を終えた野沢桜希くん(6)と橋本想太くん(6)は「とても楽しかった。小学校になっても火遊びしないように気を付けます」と話した。
 芳賀地区広域行政事務組合消防本部によると、令和2年中の管内での火災発生は52件で、前年比37件の減少となった。火災の原因は野焼きや火の不始末が多く、また空気が乾燥し火災が起こりやすい環境になるため「家庭でのごみ焼却等は絶対に行わないで」と呼びかけた。

今号の記事