槻木橋に揚げられたこいのぼり

茂木町 地域でこいのぼり掲揚

仲の内公民館事業で毎年恒例

文化

 茂木町仲の内公民館(笹島希一区長・宮本敏弘館長・63戸)の事業で、地域の子どもたちの成長を願い、逆川に架かる槻木橋にこいのぼりを揚げている。
 同事業は、区民が物置に眠るこいのぼりを地域で揚げようと15年ほど前から、真岡土木事務所の許可を得て行われている。当初は子どもの名入りだったが破れたり破損したりしたのに伴い近年、自治会で補充している。
 今年は4月11日、役員約15人が午前8時から橋上に集まり、逆川河川改修の際に架けられた槻木橋の両岸にそれぞれロープを張り、5匹ずつ10匹を掲げた。少子化でこいのぼりを揚げる家も少なくなったことから、宮本公民館長は「間近で迫力あるこいのぼりを見て元気になってほしい」と話し、買い物や登下校、散歩で往復する町民が笑顔で仰ぎ見ている。5月8日まで掲げられている。

今号の記事