SLC1266の前でヘッドマークを持つ竹前さん

地域振興図り初の「SLましこ」を運行

3年ぶりに開催の陶器市応援企画
真岡鐵道と真岡線SL運行協議会

催し物

 真岡鐵道と真岡線SL運行協議会は、感染症関連で益子の陶器市が今春、3年ぶりに開催されることから、応援企画として陶器市期間中の蒸気機関車牽引の観光列車「SLもおか」の運行時は、特別に「SLましこ」のヘッドマークを装着して運行し地域振興を図る。
 ヘッドマークは、同鉄道総務主任の竹前直さん(28)が「益子らしい焼き物を」と、伝統釉の皮鯨釉の皿をモチーフに「ましこ MASHIKO」の文字と壷を配置した、益子焼を彷彿させるデザインだ。プラ板製で直径70㎝。
 同ヘッドマークは、陶器市期間中の4月29日(金)~5月8日(日)、SLC1266に装着される。また、5月3・4の2日間、SL整理券を提示した方に、3日はSL、4日は切符の形をした別デザインの益子焼製の乗車記念証が配布される。益子の窯業技術支援センター卒業生が製作したもので数に限りがある。
 さらに通常、SLの運転台横の区名札は車両基地のある「真岡」の札を付けているが、今回は特別に「益子」の札が装着される。
 SLの乗車予約は真岡鐵道公式サイトから申込む。

今号の記事