展示作品

宮沢賢治の世界を展示

10/31まで こらぼひろば

催し物

 栃木・宮沢賢治の会〈ぎんどろの会〉(栗原俊明代表)は10月31日(日)まで、真岡市石島の真岡市市民活動推進センターコラボーレもおか「こらぼひろば」で「100年流れる宮沢賢治の豊かな世界」と題して会の活動を紹介している。
 同会は、1997年、宮沢賢治生誕100年の翌年に発足し25年。
 同展示会は、賢治の作品や人物像を解説し、賢治の豊かな世界の理解を深めてもらい、真岡市立図書館と連携し、10月の読書週間に合わせ賢治作品を通して幅広い世代の読書意欲の向上を図ることが目的。
 栃木県と賢治の縁として、賢治の盛岡高等農林学校時代の同級生で文学仲間の一人、小菅健吉は旧氏家町(現さくら市)出身、那須町出身で賢治の臨終を看取った主治医佐藤隆房の句碑が那須温泉神社境内にあることなどを紹介している。また、彫刻家の栗原代表が制作した「風の又三郎」群像(花巻市ぎんどろ公園)、「よだかの星」の碑(宮沢賢治記念館)の写真展示、図書館所蔵の賢治童話絵本などを展示している。
(問)コラボーレもおか☎0285・81・5522。月曜、祝日休館。

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