(写真)除幕をする石坂市長(左)と野口さん
尊徳像を陣屋跡に建立
桜川市の野口さんが寄贈
文化 真岡市物井の桜町陣屋跡多目的広場に茨城県桜川市の野口昇さんから二宮尊徳石像が寄贈され、12月17日、除幕式が行われた。
石像の高さは台座を合せて約1・7m。裃姿の成人座像で真壁産御影石を使用した。
野口さんは「20年ほど前に尊徳先生の教えを知り、学ぶほどに人間として大切なことを教えて頂いた。石像により尊徳の教えが日本や世界に広がるきっかけになれば」と話した。
式に出席した石坂真一市長は「野口さんの思いは尊徳の教えである『至誠』すなわち『まごころ』だと思う。本市では『まごころ』を大切にして多くの人に選ばれる都市を目指して交流を広げていきたい」と述べた。