調印後、記念撮影する石坂市長(左)と林市長

真岡市 市制70周年をともに

台湾・斗六市と友好都市締結

社会

真岡市と台湾・斗六市の友好都市締結式が11日に斗六市役所で行われ、石坂真一真岡市長と林聖爵斗六市長が締結書に調印。今後の末長い交流と、両市のさらなる発展を祈し合った。
 斗六市は、台湾中南部にある雲林県の東部に位置。同県の県庁所在地で、人口は約10万9000人。真岡市との交流は、1983年に真岡ロータリークラブ(RC)と斗六扶輪社(ロータリークラブの意)が姉妹クラブ締結したことが契機となった。93年には真岡西中学校と正心高級中学が姉妹校となり、その後も相互に訪問団を派遣するなど、活発な交流を続けてきた。
 締結式には、真岡市側から石坂市長、水沼明美秘書広報課長、真岡RCの市村忠男会長ら10人が出席。会場では林市長、雲林県の張麗善知事、斗六扶輪社の張勝超社長らが歓迎した。
 林市長は「本市の歴史における大きな節目。これからも文化、経済、教育、観光の各分野において、真岡市と有益な協力関係を構築していきたい」と国際都市外交の幕開けを強調。石坂市長も「友好都市関係を結んだことで、より幅広い交流が期待できる。来年は本市が市制施行70周年を迎えるので、斗六市の皆様とともに喜びを分かち合いたい」と述べ、関係者の尽力に感謝の意を表した。
 当日は、締結式の様子が真岡市役所にオンライン配信され、嶋田寛副市長、山中孝雄教育長、真岡西中学校の古澤英明校長らが見守った。

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