成田さん(左)と篠﨑さん

成田、増渕、篠﨑氏の陶三人展

昭和ふるさと村ギャラリー校舎「ONKO」で

催し物

 茂木町の昭和ふるさと村(旧木幡小学校)の木造校舎を活用したギャラリー「校舎ONKO」で11月29日(月)まで、陶芸作家の成田真澄さん、増渕葉子さん、篠崎理英子さんによる陶三人展「たちぬ」が開催されている。10~17時。
 成田さんは、益子のカフェスターネットの故馬場浩司さんがかつて住んでいた茂木町後郷の古民家に暮らし、ゆず農園を守りながら登り窯による作陶活動に励む。信楽など5・6種の粘土で作陶し焼締め、自然釉の花器や食器、大皿など、また白磁も手掛け日常使いの作品約130点出展。
 成田さんのパートナーの増渕さんは、現在住んでいる沖縄で作陶した作品も出展。
 篠﨑さんは、真岡市出身。今春から、効率よく成田さんの登り窯をシェアして作陶。陶芸教室がきっかけでさらにものづくりを深めたいと作陶の道を選んだ。自然釉、糠、黒などの花器、食器など約50点出品。篠﨑さんにとっての初窯作品で、「初窯の食器を使うと長生きする」という言い伝えににっこり。

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