道の駅ましこ 支配人に山野井明夫氏(64)

益子らしいオリジナルで魅力ある道の駅に

社会

 東武百貨店で食品部課長2年、部長14年、参与としても関わってきた。その間、40歳で道の駅もてぎの支配人に就任し3年勤め、販売促進や催事、イベント畑を歩んできた。
 ついでに、ではなくいかに目がけて訪れてもらえる施設にするか、「自分の考えと、益子の道の駅の考えが同じなのでやりがいがある」と話す。
 地元の農産物やモノに光を当ててこそオリジナルが生まれる。直売所の生産には若手が参入し、少量多品目の西洋野菜なども手掛けており、少人数家族の生活スタイルに合わせて少量をおいしく食べてもらえる販売にも磨きをかけたい。また料理と器の関係性から、益子はやきものの町でもあり魅力的な発信も期待できる。
 山野井支配人は、県農業公社の6次産業アドバイザーでもあるため、「道の駅の加工所を有効に活用し、ネットとは違う、生産者の声が届くようなオリジナル商品の開発に力を入れたい。ロケーションがスパイスの道の駅で働く人がいきいき笑顔になれる駅を目指したい」と施設への期待と意気込みを語った。

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