協定書を手に記念撮影(右が星野町長)

上三川町 栃木ブレックスと連携協定

地方創生推進へ協働

社会

 上三川町は12月26日、プロバスケットボールチーム「宇都宮ブレックス」を運営する株式会社栃木ブレックスと包括連携協定を締結した。双方が有する情報やネットワークなどの知的・人的資源を活用しながら地方創生の推進を図り、持続的なまちを実現することを目的としている。
 協定の内容は▽青少年の育成▽スポーツ・文化振興▽町民の健康づくり▽防災、災害対策および防犯▽SDGsの推進▽観光振興▽町政のPR▽その他の地域活性化―に関すること。具体的な事項については、今後の協議を通して決定するとしている。
 締結式には、町から星野光利町長、同社からは藤本光正代表取締役社長が出席。協定書を取り交わした後、星野町長は「これまでも、バスケットボール教室やORIGAMIのまちづくりなど、町の施策に協力をいただいていた。協定締結を機に連携を強め、相互に発展していけるよう祈念する」と感謝の意を表した。
 同社の包括連携協定締結は、県内自治体では足利市に続き2例目。藤本社長は「地域に密着して経済を活性化させることが、当社の大きな目的。さまざまな活動を通じて、町民の皆様にブレックスを身近に感じてほしい」と協定の意義を強調し、町在住の高校生以下の生徒をホームゲームに招待するプランを明かした。

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