市貝中・櫻井教諭

学校林活動に取り組む児童

櫻井教諭(市貝中)・大内東小が県教育賞に

芳賀郡市から個人・団体で受賞

文化

 市貝中学校の櫻井輝之教諭、大内東小学校はこのほど、令和2年度第37回県教育賞の個人賞・団体賞を受賞した。
 櫻井教諭は長年にわたる駅伝部、陸上競技部顧問としての指導において個性を尊重しながら生徒一人ひとりの心身の健全な成長に継続的に取り組み、令和元年度27回全国中学校駅伝大会優勝、日本陸連河野謙三章、関東中学陸上競技功労章などこれまでの数々の功績が評価された。櫻井教諭は「このような身に余る賞をいただき大変ありがたく思います。これも、すべて地域、保護者、同僚、生徒たちのおかげです。皆様の気持ちに報いるためにこれからも日々精進していきたい」と話している。
 大内東小は平成20年度から学校林を活用した「特色ある学校づくり」に取り組み、PTA及び地域と連携・協力しながら、学校林・環境緑化活動を継続的に推進し、児童の「緑を守り、育てる」意識の醸成に大きな成果を上げ、全日本学校関係緑化コンクール学校林活動の部特選(平成27年度)等数多くの受賞が評価された。阿久津裕校長は「素晴らしい賞をいただき光栄に思います。今回の受賞は、長年引き継がれてきた学校林を生かした教育活動と地域ぐるみの緑化活動が評価されたもの。この場をお借りして、先人の努力と地域の皆様の協力に感謝申し上げます」と受賞の喜びを語った。

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