モニター越しに水沼選手に委嘱状を示す石坂市長

水沼尚輝選手にスポーツアンバサダー委嘱

真岡市が魅力発信など期待込め第1号として
東京五輪競泳男子100mバタフライ・4×100mメドレーリレー出場

スポーツ

 真岡市は9月17日、市初のオリンピアンとして今夏の東京五輪に出場した水沼尚輝選手(真岡市小林出身、新潟医療福祉大職員)を第1号の「真岡市スポーツアンバサダー」に委嘱した。委嘱状と名刺交付式が市役所と新潟医療福祉大でオンラインで行われ、石坂真一市長がモニター画面越しに委嘱状をかざした。
 水沼選手は、東京五輪男子100mバタフライ出場、男子4×100mメドレーリレーではアジア新記録樹立に貢献し、6位入賞を果たした。水沼選手は「真岡市を始め多くの人の応援の賜物。花形種目のメドレーリレーは力を合わせて結果を出したいと思っていたので、僕の競泳人生にとっても価値ある結果だと思っている」と語った。東京五輪を振り返り、「選手村も過ごしやすかったし、無観客であったが選手の応援が力になり、オリンピックを1選手として楽しめた」と感想を述べた。
 今後について「1年1年のスパンの大会を大切にしたい。国際大会でメダルを取ることが3年後のパリオリンピックメダル獲得につながる」とパリ五輪を目標とする決意を述べた。 
 第1号のアンバサダーについて「新たな歴史を刻む者として、スポーツ振興をはじめSL、イチゴなど真岡市の良い所を発信していきたい」と抱負を述べた。
 市スポーツアンバサダーは、市出身や市ゆかりの著名なスポーツ選手にアンバサダー(大使)として真岡の魅力発信やスポーツ振興、地域活性化に努めてもらう新制度。

今号の記事

カテゴリー一覧