支援者の祝福を受ける古口氏(中央)

茂木町長選 無投票で古口氏最多6選

ご恩返しで町発展のためにがんばる決意

社会

 任期満了に伴う茂木町長選は7月5日に告示され、現職の古口達也氏(68・自民推薦)が無投票で6選を決めた。同町長選では最多の6選で無投票は3期連続。
 この日古口氏は出陣式で「新しい町を築いていく」と第一声を放ち、町内を巡った。午後5時過ぎ、無投票当選の一報が入ると、選挙事務所に集まっていた多くの支持者から大きな拍手が沸き上がった。祝勝会では駆け付けた国会議員、県議、県内自治体の首長らが声高らかにそれぞれ祝意を述べた。佐藤勉衆議院議員は、県町村会長、全国町村会副会長の要職にあり重責を担っている古口氏に「町政20年の節目。新たなスタートで全国の地方の代表としてがんばってほしい」と、期待し激励した。
 古口氏は支持者から贈られた花束を胸に、「無投票の声が流れるプレッシャーで辛い日々でもあったが町内全域を巡り声援に背中を押され不安が払拭された。次世代を担う子どもたち、町発展のためにこの身を捧げ、ご恩返しのつもりで今後4年をしっかりとがんばりたい」と、6期目への決意を語った。
 10日に行われた町議会議員補欠選挙(欠員1)は、無所属新人の石塚正美氏(66)が4836票獲得し当選した。(投票率55・17%)

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