道の駅の来店客に特製タルトを販売する生徒たち

町産食材で特製タルト

益子芳星高2年生4人道の駅で直接販売

文化

 地域の担い手育成を目的にした「ましこ未来大学(MFC)」を受講した益子芳星高2年生4人が1月21日、同町長堤の道の駅ましこで、町産のイチゴ、リンゴ、サツマイモを使った手作り特製タルト3種を買い物客に直接販売した。
 2年1組全員が受講し、高校生目線で町の課題解決や活性化などを探るMFCアクションプランの一環。三吉陸翔君、三村恋花さん、湯澤はるかさん、横田七海さんの4人は「地域の食材でタルトを作る」をテーマにした。
 とちあいか、ふじ、紅あずまを使い、町民大学7期卒業生で持ち帰りカレー専門店「福玉厨房」代表、長谷川明美さん(72)のアドバイスを受けてレシピを考案。この日は朝8時半過ぎから道の駅加工所で計30個のタルトを作った。
 午前11時から販売を始めると約20分で完売するほどの人気。三吉君は「完売はうれしい。この経験を将来に生かしたい」と満足そうに話した。

今号の記事