ゴール後の参加者たち

益子で初のロゲイニング開催

町内の歴史や文化、グルメを楽しむ

スポーツ

 益子町ロゲイニング実行委員会(黒子善久実行委員長)主催の「第一回益子ロゲイニング~ましこ世間遺産を巡ろう~」が3月27日開催された。
 ロゲイニングとは、コンパスと地図を持ち、指定されたチェックポイントを巡り、いかに多くの得点を獲得するかを競う競技で、主に山・森林・高原などの自然の中で行われている。
 今回はコントロールポイントを「ましこの世間遺産」とし、「歴史」「文化」「グルメ」「自然」「ショッピング」などを楽しみながら目指す、益子ならではのロゲイニングとなった。道の駅ましこの北側広場を発着点に、チェックポイントは52箇所設定した。県内外から121名がエントリーし歩きか自転車で行われ、益子町の大塚朋之町長も参加した。 七井幼稚園の駅伝部として参加した佐藤篤さん(42)は「とても楽しかった。地元民でも行ったことのない場所もあり、新しい発見をした。また参加したい」と次回に期待を寄せた。大塚町長は「発見する楽しみがあって、コースが自分で選べるのも魅力。町民や県内外の方にも益子の魅力に触れて頂けて嬉しい」と話した。
 黒子実行委員長は「1人でも多くの人に『益子の魅力』を知ってもらいたく開催を企画した。競うだけでなく、買い物や食べ歩きなど、独自の楽しみ方ができるロゲイニングはぜひ多くの方におすすめしたい。益子の魅力がそれぞれの視点で伝わってくれたのが嬉しい」と語った。

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