左から岡教育長、根本校長、大塚町長

益子町と益子芳星高が連携協定

活力ある地域社会形成の持続目指し

文化

 益子町は3月30日、県立益子芳星高校と包括連携協定を締結した。式には町から大塚朋之町長、岡良一郎教育長、益子芳星高から根本いづ美校長が出席した。  
 益子芳星高は、生徒らが乳幼児とのふれあい体験、陶器市での会場案内ボランティアなど、従来から様々な活動を通して地域交流を行ってきた。また、町の令和2年度「ましこ町民大学」の第8期生として2年生44人が受講し、町民学士に認定されている。
 今回の協定は、これまでの連携・協力関係を更に多分野に発展させ、未来を担う人財育成の推進を図ることが目的で、活力ある地域社会の形成、継続を目指していく。
 取組み事項は、地方創生に関すること、 将来の益子町を担う人財の育成、国際交流、暮らしの安全・安心、健康、福祉、環境・エネルギーなどで、有効期間は令和4年3月31日まで。町の連携協定はこれで6件目。
 町の町民大学は、令和2年度で終了し、その後継事業として高校生を対象とした「まちづくり事業」が計画されるなど、高校生に期待が寄せられている。
 大塚朋之町長は、「町民大学では、高校生ならではのまちづくりもあると実感。これを機に高校生のアイデアを実現できるよう後押ししていきたい」、根本いづ美校長は「生徒一人ひとりが社会に貢献できる人づくりの教育をさらに充実させたい」と語った。

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