宇都宮場所の土俵に立つ直江重鳳さん(中央)

直江重鳳さん(茂木小5)相撲で全国へ

第39回わんぱく相撲うつのみや場所で優勝
初の国技館の土俵を楽しみに関東大会県代表にも選ばれる

スポーツ

 公益社団法人宇都宮青年会議所(山田修嗣理事長)主催の第39回わんぱく相撲うつのみや場所は6月27日、県総合運動公園内相撲場で県内の6歳以上の園児と小学生男女195人が出場して学年別の個人戦と混合団体戦が行われ、茂木町の直江重鳳さん(茂木小5・10)が小学5年男子の部で優勝し、全国大会の出場資格を得た。男女共個人戦の4~6年生の優勝者は10月31日に東京国技館で開催予定の全国大会に出場する。
 直江さんは、同大会で小学1~3年生まで優勝、昨年はコロナ禍で大会が中止となり、今回初めて全国大会に駒を進める。身長155㎝、体重63㎏と恵まれた体格。得意技は押しで、「腰を低くして、押す練習をしっかりがんばりたい」と日々、課題に取り組み、全国では「テレビで見るお相撲さんと同じ土俵に上がれるのが楽しみ」と話す。
 宇都宮市の陽南道場に週一回通う。また、黒羽高校1年の兄重虎さんが所属する同校相撲部でも練習の機会があり、先輩たちの相撲に寄せる空気感に触れ、「練習は楽しい」と恵まれた環境に感謝している。
 さらに直江さんは7月4日に行われた県相撲連盟主催の関東小学生相撲大会栃木県選考会で準優勝し、県代表にも選ばれた。

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