賞状を手にする田中さん

県中学新人陸上大会で優勝

益子中の田中さん

スポーツ

 11月12日に下野市の大松山運動公園陸上競技場で行われた「第51回県中学校新人体育大会陸上競技大会」において、益子中の田中七海さんが「1年女子走り高跳び」で自己ベストの1㍍40を記録し、優勝を果たした。
 田中さんは、普段はバレーボール部に所属しているが、小学校時代に陸上で県大会に出場した実力を持つ。同校には陸上部がないため、大会前に特設陸上競技部の参加者を募り、練習を積んで大会に挑んでいる。
 当日は1㍍40の同記録で3人が並んだが、1回目の試技で跳んだ田中さんが優勝。夏に出場した大会の記録は1㍍25だったが、1㍍30を3回目、1㍍35を2回目でクリアするなど、跳躍を重ねるごとに調子を上げて栄冠を掴んだ。
 身長150㌢と、他校の選手と比較しても小柄だが、走り高跳びは小学生の頃から得意種目だったという。田中さんは「小学生で出場した県大会では納得する成績が残せなかったので、今回は自己ベストを更新できて嬉しい。来年も特設陸上競技部の練習に参加し、大会に出場したい」と目標を語った。

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