児童が各地区の火を持ち寄り、真岡市の炬火が誕生

真岡市が炬火セレモニー実施

「日本一のいちごの里に SL走る 真岡の火」

社会

真岡市は8月6日、市総合運動公園運動広場で「いちご一会とちぎ国体」開催記念イベントとして、炬火セレモニーを実施。市内各地区で起こした火が1つに集められ、炬火名は「日本一のいちごの里に SL走る 真岡の火」と発表された。
 第1部の記念式典の冒頭、石坂真一市長は「コロナ禍の影響で、国体の開催は3年ぶりとなる。記憶に残る大会となるよう、オール真岡で準備を進めてまいりたい」とあいさつし、関係各者の支援と協力を願った。
「炬火」とは、オリンピックの聖火にあたるもの。集火式では、真岡・山前・大内・中村・二宮地区の児童代表が各地区の火をトーチで持ち寄り、真岡市の炬火が誕生した。
命名者である渡邊美代子さんには、表彰状と副賞が贈られた。渡邊さんは、10月1日の総合開会式に炬火ランナーとして参加する。
市の炬火名募集には130点の応募があった。命名理由について、渡邊さんは「真岡市は50年以上、いちごの生産量が日本一。SLは力強く、未来への希望を感じさせる。そのことを、全国から集まる選手・関係者に伝えたい」と話していた。
セレモニーの最後には、尊徳太鼓保存会による演奏が華を添えた。真岡市は少年サッカーの競技会場となっているため、第2部では記念事業として「栃木SC親子サッカー教室」が開かれた。

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