書類などを運び込む真岡警察署員

真岡警察署が移転訓練

洪水時を想定して

社会

 大洪水などの大規模災害で建物が使用不能に陥った場合を想定して真岡警察署(小野秀文署長)は10月3日、真岡市大谷台町の真岡工業団地総合管理センターで「警察機能移転訓練」を行った。
 同署は9月4日に同管理センターと、災害時に警察業務を続行する「代替施設に関する協定」を結んだ。今回の訓練は、大雨により五行川が氾濫して同署庁舎が浸水、使用不能となる恐れが生じた―と想定して実施された。
 参加したのは署員約80人。書類やパソコン、無線機などを次々に同センター2階会議室に運び込み、無線通信通話訓練、画像伝送訓練などを行った。また野外では、手信号による交通整理の訓練が行われた。

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