奉納された将軍地蔵

祭神「将軍地蔵」を開眼

泉町愛宕神社

文化

 真岡市荒町の「泉町愛宕神社」は11月23日、祭神「将軍地蔵」開眼奉納祭を行った。
 同神社は、318年前、同地域が様々な災害に遭ったため、後世の住民の安泰と家内安全を願い、迦玖突智命を祀り創建された。数年後、愛宕神社の祭神とされる将軍地蔵が奉納されたが、台座のみが残り現在に至っていた。
 将軍地蔵は武将形の地蔵菩薩で、今回、同市台町の台町愛宕神社の将軍地蔵を模し、木彫が趣味の奉賛会員芝野守さん(同市中郷、89)が技術を生かして製作し、奉納した。
 材質はけやきで、剣と軍配を持った武将が馬にまたがった形。奉納祭には愛宕神社総代会(日下田勝男総代会長)代表や奉賛会(金田昌二会長代行)会員、石坂真一真岡市長、石坂太県議会議員など約20人が出席し、大前神社柳田耕太宮司が神事を行い、将軍地蔵の開眼を祝った。

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