町特産ブランド牛を使った初めての給食を味わう生徒

給食に地元ブランド牛

茂木町、5小中学校に特別献立

文化

地産地消給食を推進している茂木町で2月17日、5小中学校の給食に「ゆずもランチ」として「もてぎ放牧黒毛和牛のすき焼き風煮」が提供された。献立に初めて加わった地元産ブランド牛。茂木中では、生徒らが隣設する町立学校給食センターから運ばれた温かな特別メニューに舌鼓を打った。
 もてぎ放牧黒毛和牛は、町内唯一の「瀬尾ファーム」(小井戸、瀬尾亮代表)が町内の耕作放棄地を活用し、ストレスなく飼育する「アニマルウェルフェア」に取り組んだブランド牛。
 町内小中学校の米飯給食提供は週3回。この日の献立はすき焼き風煮の他は牛乳、とちまるくん厚焼き玉子、野菜のゆず風味和え、茂木産いちご。1年3組(北野志歩教諭、27人)の生徒会副会長、篠田桜佑君(13)は「初めての牛肉の給食は柔らかくておいしかった。幸せな気分」と笑顔。地産地消については「学校でも勉強し、いい取り組みだと思う」と話していた。

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