ワクチン接種をうける本多院長

芳賀日赤職員が優先接種

ワクチン接種で発症と重症化の予防にと

社会

 真岡市中郷の芳賀赤十字病院(本多正徳院長)は3月5日、同病院講堂で、勤務する職員を対象に新型コロナウイルスワクチンの優先接種を行った。
 接種は午前11時半から始められ、本多院長が医師の問診を受けて第一号で接種した。本多院長は「注射は思ったより痛くなかった」と話した。さらに、ワクチン接種が開始したことについて「コロナの第二ステップに入ったと思う。ワクチンにより、発症と重症化の予防になり、医療関係者としては強い武器を得たと感じている。これを契機に国民の方々が広く打つことによってコロナが今年中に収束を迎えれば幸せだと思う」と期待した。
 5日の接種者は175人で、8、9、10の4日間で、計675人が接種した。接種者は20日の間隔を開けて2回目の接種を受ける。同病院の職員は約890人で9割が接種を希望している。

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