感謝状を持つ副会長の鈴木千秋さん(左)と黒﨑会長

芳賀町調理ボランティアに厚生労働大臣表彰

社会

 芳賀町調理ボランティア(黒﨑祐子代表)は11月13日、長年の活動が認められ厚生労働大臣表彰を受賞した。
 同団体は平成5年から、町内のひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯等に、家庭的な手作り弁当を作り、食事サービス利用者の健康を支えている。活動は月曜と水曜の週2日、午前8時30分~10時30分、農業者トレーニングセンター調理室で会員22人が2班に分かれて行っている。季節感のある献立や味付け、食材の大きさなどきめ細かに配慮されたお弁当は利用者に好評だ。
 米は全量が寄付されたもの。野菜などを届けてくれる町民も多い。配達は、見守りを兼ねて配食ボランティアが高齢者宅に届けている。
 黒﨑さんは「調理は、それぞれが得意分野を担当し手際よく行っています。多くの方の協力で27年続けられてきたもので今後も継続したい」と話した。

今号の記事