お菓子を選ぶ園児たち

買い物体験でお金の大切さ学ぶ

茂木愛泉幼稚園児がSETP―1で

社会

 茂木町坂井の認定こども園茂木愛泉幼稚園(小瀬昭一園長)の園児14人が4月27日、同町増井の『STEP―1』で買い物体験を行った。
 同体験は「子どもたちが自分で買う体験を通じてお金の大切さを学ぼう」と、初めて取り組んだ。
 この日は、年長クラスの園児らが同店で今年から設置された『駄菓子コーナー』で体験。STEP―1から配られた100円の優待券を握りしめた園児らが、目を輝かせ、先生に相談し計算しながら、それぞれ菓子を選んでいた。体験を終えた園児らからは「楽しかった」「またやりたい」などの声が上がった。
 小瀬園長は「友だちと一緒に行った買い物は特別感もあり、金額を超えた分は返したり、自分で作ったマイバックを使ったりなど、多くを学ぶ機会になりました」と話し、今回の取り組みに賛同したSTEP―1の笹井基裕さんは「『自分の意思で選ぶ』体験を楽しんでもらえたようで良かったです。他の児童施設にも取り組みを広げていきたい」と語った。

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