トーチを持って児童らと共に走る赤羽さん

赤羽さんから見目町長に炬火を移す

芳賀町 赤羽さんが児童と炬火リレー

炬火名「芳賀町未来につなげる火」
見目町長がイチゴをモチーフにした炬火台に点火

スポーツ

 10月1日開会のいちご一会とちぎ国体・とちぎ大会で集火・点火される炬火の芳賀町炬火イベントは6月5日、町第2体育館北側サッカー場で行われた。
 炬火は、オリンピック・パラリンピックでいう「聖火」にあたり、県内各市町で「採火・火起こし」された火が集火され、国体のシンボルとしてカンセキスタジアムに国体開催期間中灯される。
 人力の火起こし器「舞いぎり」で芳賀中代表生徒9人が火を起こし、トーチに移してから芳賀中生がトーチを持ってトラックを周回、町スポーツ協会、ママさんバレーボール専門部、全国障害者スポーツ大会栃木県強化指定選手とつなぎ、同町芳志戸出身の元陸上五輪選手赤羽有紀子さんがゲストランナーとして参加し町内児童と共にリレーした。赤羽さんから見目匡町長に炬火を移し、見目町長がイチゴをモチーフにした炬火台に点火した。
 トラックの周りでは、当日国体デモンストレーション競技として行われるママさんバレー大会出場選手、小中学生の保護者などがランナーに声援を送った。
 見目町長は町の炬火名を「芳賀町未来につなげる火」と発表した。赤羽さんは「国体出場がその後、競技を長く続けるきっかけになった。無事に開催されることを願います」と呼びかけた。
 点火した火はランタンに移し、10 月1 日の開会式まで町武道館で保管する。参加者には、記念品を贈呈した。
 同町炬火イベントは障がいの有無に関わらず多くの人達が協力して取り組むことで、地域の連帯感や郷土意識を深め、ボランティアを通じた青少年の健全育成及び小中学生の思い出作りを図ることを目的に行われた。

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