シュートのこつを分かりやすく伝授する植田選手(左)

栃木SC 選手らが参加者と汗を流す

高齢者対象の健康教室で

スポーツ

 栃木SCは3月13日、宇都宮市の日環アリーナ栃木メインアリーナで65歳以上の高齢者を対象とした健康教室を開いた。トップチームから根本凌、植田啓太、福島隼斗の3選手が参加。市内在住で軽い運動ができるシニア27人と共に爽やかな汗を流した。
 教室は同市からの委託事業で、高齢者の健康維持増進や介護予防などを目的として開催。ストレッチで体をほぐした後、サッカーボールを使ったメニューでパスやドリブル、シュートに挑戦した。最後に、男女に分かれて走らずに歩いてボールを蹴り合う「ウオーキングサッカー」を体験。根本選手が入った男性側は経験者が多くハイレベルな展開に。植田、福島両選手が加わった女性側は協力し合ってボールを運び、ゴールが決まると拍手をして喜んだ。参加者たちは約1時間半、ふれあいのひとときを楽しんだ。
 今回で4回目の参加という岩崎幸家さん(75)は「いつ来ても楽しい。一人ではできないし、みんながいるから余計に面白い」と満足した様子だった。

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