ハープの弾き方を教える阿久津さん

阿久津さんがハープ演奏

西田井小の音楽鑑賞会

社会

 真岡市立西田井小学校(篠田政雄校長、児童94人)は2月25日、同校体育館で「森のハープ弾き」として活動する宇都宮市の阿久津瞳さんを迎え、六年生を送る会を兼ねて音楽鑑賞会を行った。
 阿久津さんは、日本の森を守るためにハープを作り、演奏活動をしている。日本の木でできた34弦のアイリッシュハープでアニメ「鬼滅の刃」の挿入曲「紅蓮華」「竈門炭治郎のうた」を演奏した。次に、阿久津さんがデザインした15弦のハープで「アンパンマンのマーチ」「ふるさと」など児童に親しみのある曲を披露した。「テルーの歌」は真岡木綿製のベルトで肩からハープを掛け、児童の間を歩きながら演奏した。
 ハープ弾き方体験で5年・日下田創甫さんは阿久津さんの指導で「キラキラボシ」を弾き「楽しかった。ハープはきれいな音色ですね」と感想を述べた。
 また、今春、中学校に進学する6年生に「将来何になりたいかはその時々で変わるが楽しいことを選んで下さい。私は今、毎日の仕事がとても楽しい」とエールを送った。

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