人気を集めた芳賀地区内作業所のパン

障がい者支援のフェスにぎわう

真岡さくら作業所

文化

 障害がある人の就労や生活を支援する「就労継続支援真岡さくら作業所」(真岡市下大田和)は11月17日、地元農園などが出店するイベント「さくら・さくらんぼフェスティバル」を同所で開いた。穏やかな秋空の下、ファミリーを中心に訪れた地域住民らでにぎわった。
 イベントは同所と隣接する「地域活動支援センターさくらんぼ」と共同で3年ぶりの開催。会場には芳賀地区の障害福祉サービス事業所で製造されたパン・焼き菓子のほか、同センター敷地内の畑で収穫した野菜や手づくり雑貨などの販売ブースと精肉店の移動販売車が並んだ。真岡北陵高で造られたみそなどが当たるビンゴ大会も行われ、参加者たちは買い物とレクリエーションで触れ合いのひとときを楽しんだ。
 両施設を運営する真岡市社会福祉協議会の磯野里子会長は「(コロナ禍で)今年は小規模だが開催できることが第一歩。皆さんの楽しそうな笑顔が見られてよかった」と話した。

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