青年部・小野会長の発声で万歳三唱

篠原会頭

真岡商工会議所 難局打開へ団結強化

新春賀詞交歓会に220人

社会

 真岡商工会議所主催の「新春賀詞交歓会」が6日、真岡市民会館(市民〝いちご〟ホール)で開かれ、会員企業などから約220人が出席。難局打開に向け団結を強めるとともに、地方創生への決意を新たにした。
 篠原宣之会頭は、長引く新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵攻により、世界的に景気低迷が続いた昨年を回顧した上で「わが国の産業構造は、中小企業が99%を占める。活力ある地域経済を実現するためには、われわれが元気を取り戻さなくてはならない」と出席者を激励。続けて「変化する時代の流れをしっかりと読み取り、商工会議所の使命である〝地域経済の活性化〟〝商工業者の発展〟という原点に立ち返って、会員企業を支援してまいりたい」と新年の抱負を述べ、景気の早期回復に期待を込めた。
 来賓からは、佐藤勉衆議院議員が「インフラ整備の促進を支え、市の発展に寄与したい」、藤岡隆雄衆議院議員は「地元の小さな声にも耳を傾け、市民に寄り添っていく」とあいさつ。一木弘司、石坂太両県議会議員、渡邉隆市議会議長も登壇し、それぞれの立場からの支援を約束した。
 その後、石坂真一市長が「〝選ばれる都市(まち)もおか〟を目指して」をテーマに講話。市の推進する▽景気回復支援策▽新産業団地の造成▽新公共交通の整備▽スマート農業の支援▽少子化および子育て環境支援対策―などを紹介しながら、「若い世代のまちづくりへの機運を盛り上げ、誰もが安心して生活できる真岡市を構築してまいりたい」と市の将来像を示し、会員の協力を願った。
 最後に、同会議所青年部の小野秀之会長が音頭を取り、全員で万歳三唱。出席者は、強固な結束による一層の躍進を誓い合った。

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