日下田さん(左)と阿久津さん

益子町 高校生が里山の良さを発信

阿久津瞳さんのハープ演奏や体験など

催し物

 高校生が発案企画した「益子〝芸術×自然〟触れる!楽しむ!里山の春」(同実行委員会主催)が益子町内4ケ所で開催される。内容はハープ演奏、ハープ弾き体験、各種ワークショップなど。
 同企画は、益子町の日下田万里さん(海星女子学院3年)が、里山の益子の良さ、人のあたたかさを、アートに触れて体験し、また森や林の大切さ、持続可能な暮らしを考えるきっかけにしてほしい」と起案、芳賀町出身のハープ奏者・「森のハープ弾き」阿久津瞳さんに相談し、ハープ演奏会やハープ体験を企画した。
 阿久津さんは、宇都宮大学農学部森林科学科卒業後、自然ガイドをしながらハープを学び、アイルランドで1年間アイリッシュハープを学んだ。国産材ハープの企画販売を通じて、「持続可能な方法で生産された国産材を使うことが健全な日本の森をつくることにつながる」というメッセージを発信している。
 日下田さんは「ハープの音色や体験で森や里山のすばらしさを体感してほしい」と話す。
 ハープ演奏、体験参加費は各所とも30分500円。受付は終了時間30分前迄。日程は次の通り。
【4/29・30・5/1=内町地区空きスペースで15時30分迄受付】授乳、おむつ替え、休憩スペース有。木片にお絵かき有料。
【5/3=シックスギャラリーで11時30分迄受付】声楽家の歌、素焼きオカリナの絵付け有料。
【5/3・5=濱田庄司記念益子参考館でライブ14~15時30分】お話と演奏のみ。1人1000円(入館料別途)各日20人。
【5/5=つかもと本店で10~12時】ハープ演奏と体験。
(問)同実行委員会(濱田庄司記念益子参考館内)☎0285・72・5300

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