益子町 0歳から保育料無償化

子育てしやすい町目指し県初の新事業

社会

 益子町は、子育て世帯の応援策として、今年度から保育料無償化、多子世帯副食費免除の2つの新事業を開始した。
 国の制度で幼稚園、保育園、認定こども園などを利用する3歳児以降の子どもたちの保育料は無償化されているが、0~2歳児は世帯の所得に応じた保育料がかかっている。これを受けて同町では、
町独自で0歳児からすべての子どもたちの保育料無料化に踏み切った。対象は町に居住し住民票がある0~2歳児で、転入者は転入月の翌月から。町によると、町単独での保育料無償化は県内初で全国でも稀という。
 副食費は、国の制度では3~5歳児におかずやおやつ代としてかかるが、第2子以上いる世帯は免除する。対象は町に居住し住民票がある3~5歳児。第2子が誕生した場合は翌月から(転入者も対象)。
 その他、チャイルドシート購入助成、待機児童ゼロ、子育て応援手当など同町ならではの子育てメリットがあり、町は「さらに子育てしやすい町を目指したい」としている。
(問)民生部健康福祉課児童家庭係☎0285・72・8865

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